皆様こんにちは。
今回はロングノーズの紳士靴の
靴底の修理とかかとのゴムの交換を
ご紹介致します。
ロングノーズの靴はつま先をピカピカに
磨き上げるととてもお洒落な靴なんですよね。
靴底の修理が終わりましたら定番の
WATER STOP CLOURSを使用してピカピカに
磨き上げます。
修理前のかかとの状態です。
かかとが高いタイプの靴ですので一番下のゴムも
10mmの厚さのタイプを使用しています。
スペインのヤンコや日本のスコッチグレンなど有名な靴メーカーでも
10mmのトップリフトを使用してます。
仕事で沢山歩かれる方には好評な靴メーカーにも採用されてる
厚さのトップリフトです。
特に日本の道路事情はアスファルトで
トップリフトが削れやすい環境ですので
10mmの厚さは大変助かる存在です。
トップリフト交換後の写真がこちらです。
これでまたガシガシ遠慮せず履く事ができますね。
今回はビジネスシューズでしたが
ブーツのトップリフトにも採用されてる
厚さの素材です。
次は靴底の修理に取りかかります。
修理前の状態です。
トップリフトに耐久性のある素材を使用しましたので
靴底も補強します。
今回は雨の日でも安心して履く事が出来るように
滑り止めを強化したタイプを取り付ける事にします。
今回使用したソール材は滑り止めが強化されてる他に
クッション性がありますので歩き心地もソフトな感じで
とても良い感じなんです。
靴底の修理が終わりましたので
靴磨きにとりかかります。
靴磨き前の状態です。
お仕事でガンガン履かれてる靴ですので
つま先にこすれの後が見受けられます。
つま先の内側はどうしてもこすれやすい場所です。
黒の靴ですとさほど問題ないのですが
淡い茶色の靴ですと黒い線状の汚れがついたりするので
こまめなお手入れが必要です。
今回はクリーナーを使用して汚れを綺麗に落としてから
定番のコロニルウォーターストップカラーズを丁寧に塗布して
磨き上げます。
靴磨き後の写真です。
美しい透明感のある艶を出す事ができました。
今回は特にステッチの部分にも靴クリームを
丁寧に塗布しました。
ステッチもデザインの一部になっている靴では
仕上がりを左右する重要な作業です。
靴紐(シューレース)の色が抜けて白っぽくなってるので
この後靴紐も交換します。
靴紐も靴の表情を形作っている重要なパーツですので
修理の際に傷んでいないか点検しております。
ロングノーズの靴はピカピカに磨き上げると
ぐっとお洒落度がアップしますね。
以上今回はロングノーズの靴修理と靴磨きのご紹介でした。
最後までお読み頂き有り難う御座います。